包丁で親指の爪を勢いよく切ってしまった話
爪があってよかった。
今日、晩ご飯の支度をしていて包丁で親指の爪を切りました。
なんてことない、普通のキャベツを切っていたらバキッと音がして爪切りで爪を切ったときのような感覚がありました。
予感は外れていなくて、左手の親指の爪が裁断されていました。
キャベツを切るつもりだったので、それなりに力を入れて包丁を下ろしていたので、見事に爪を裁断していました。
自炊自体は数年という程度にはしてきましたが、こんなにゾッとした経験は初めてです。
でも、同時に切ったのが爪であってよかったとも思います。
爪であってよかったし、爪があってよかった。
実は爪を伸ばそうと思い始めて伸ばすようになったがここ1年くらいの話だったりします。
子供の頃から爪を噛む癖やむしってしまう癖があり、深爪と共に人生を歩んできました。
爪を噛む癖は"咬爪癖(こうそうへき)"と呼ばれ、精神的な緊張の高まりや社会環境に変化があったときに発症することが多いといわれているそうです。
同様に爪をむく行為も"自傷皮膚症"や"強迫性皮膚摘み取り症"と呼び、こちらも原因は精神的なところにあるそう。
精神的な理由が原因で爪を噛んだりむしってしまっていたのかは分かりませんが、当時の私は爪切りを使わない手入れ方法のひとつのように考えていました。
しかし、年齢を重ねていくうちにそのようにされてガタガタに手入れされた爪が気になるようになります。
気にはなるものの、小さい頃からの癖がそう簡単に治るようなことはありませんでした。
本格的に爪を噛むのをやめようと思ったのはFacebookに上げた1枚の画像に対してのコメントでした。
それは、私が自転車で台湾一周をしていたときに食べていた肉まんを上げたものだったのですが、公に指摘されたことでこれは良くないことなんだとしっかりと認識することになりました。
このコメントのお陰で、今度こそ爪を伸ばすようになります。
また、テレビでは玉木宏が爪を噛んでしまうという相談をしており、
「爪の形は半年で変わる、爪やすりを半年続けていけば爪の形は必ず楕円形になる」
という旨の回答をもらっていました。私も今度は根気強く伸ばしてみようと決心します。
ホンマでっか「玉木宏のいやらしい爪」9月20日(フジテレビ) | ドラマ、映画、スポーツMIX
そしてある日、偶然にもあるYouTuberがリピートしている爪やすりがあるという動画を観ました。
このめぐみさんはスマートフォンやiPadなど、ガジェット系の動画を主に取り扱うYouTuberです。
気になる製品について検索したときの検索結果からたまに視聴する程度でした。
人生初の爪やすりなので色々と調べていましたが、とにかくまずは最初のひとつとしてこの紹介されていた爪やすりを使うようになりました。
結果として、私の爪は包丁で切るはずだった指先を守れる程度の長さを維持できるようになりました。
爪やすりは爪切りよりも手間がかかります。
もちろん、慣れてくれば時間は短縮できるかもしれませんが、爪切りに比べると時間がかかるものだと思います。
でも、手間がかかるからこそ爪を大切にしたいと思うようになり、爪を噛む癖はなくなりました。
私には爪やすりはベストな選択だったようです。
爪を噛んでしまうことをやめたいと思っている人こそ爪やすりを試してみてはいかがでしょうか。
爪は、あった方がいいです。
見た目もそうですし、なによりも指先を守ってくれます。